17日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いたが、その後は前日終値を挟んだ一進一退の小動き。指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.12%高の28723.21ポイントで推移。前日終値が2007年12月11日以来9年10カ月ぶりの高値を更新しただけに、利益確定売りが重しとなっている。
個別では、台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)が大幅続伸しているほか、ガス関連銘柄の昆侖能源(
00135)、アジア生保のAIAグループ(
01299)が堅調。半面、前日に高かった香港証券取引所(
00388)が反落。不動産系コングロマリットのワーフ(
00004)、港湾運営の招商局港口(
00144)が安い。信和置業(
00083)、新世界発展(
00017)など香港デベロッパーも総じてさえない。