2017-10-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、中国の金融・物価統計を好感
週明け16日の香港市場は続伸して始まった。寄り付きで6日に付けた取引時間中の52週高値(28626.41ポイント)を上回り、2007年12月以来の高値を更新した。中国本土や海外からの資金流入が続いているほか、寄り付き直後に発表された9月の中国生産者物価指数や14日発表の中国金融統計が総じて予想を上回り、投資家心理を支えている。
指数は日本時間午前10時49分現在、前営業日比0.82%高の28710.91ポイントで推移している。個別では、香港系不動産デベロッパーの長江実業集団(
01113)やパソコンの世界的大手のレノボグループ(
00992)が高い。香港証券取引所(
00388)は、株式売買にかかる取引税の廃止を香港政府に要請する方針と伝わり、買いを集めている。半面、香港地場銀行の東亜銀行(
00023)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が売られている。