ピックアップ・SUV分野のトップメーカー、長城汽車(
02333)が独自動車メーカーのBMWと合弁会社の設立を検討しているとの臆測が広がっている。中国メディアの記事を引用して『AAストックス』が11日伝えた。
報道によると、長城汽車とBMWは現在、国内の工場設立に向けた候補地を探しているもよう。候補地に挙がっているとされる江蘇省常熟市経済開発区の関係者によると、4、5カ月前から選定作業を進めており、年内にも結果が判明する。これに関して長城汽車とBMWはともに否定する反応を示しているという。
BMWの中国における自動車製造での合弁相手はこれまでのところブリリアンス・チャイナ(
01114)のみ。長城汽車は外資企業との合弁での自動車製造事業は行っていない。
長城汽車の株価は日本時間午後4時12分現在、前日比15.99%高の11.46HKドルで推移している。