2017-10-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、寄り付きで3400ポイント乗せ 銀行が高い
連休明け9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸した。前場終値は前営業日比1.24%高の3390.51ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3281億7200万元。
上海総合指数は高く寄り付き、2016年1月以来、約1年9カ月ぶりに心理的節目の3400ポイントに乗せてスタート。連休前に中国人民銀行(中央銀行)が基準を満たした金融機関に対して来年から預金準備率を最大で1.5%引き下げると発表し、実質的な金融緩和を好感する買いが先行。ただ、高値警戒感からその後は上げ幅を縮め、節目水準を小幅に下回る水準でもみ合った。
セクター別では、銀行が買いを集めたほか、通信設備、自動車、不動産も総じて堅調。半面、連休前に買われた観光、食品関連がさえたい。