2017-10-06 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日続伸、一時は約10年ぶり高値 吉利汽車が大幅続伸
休場明け6日前場の香港株式市場でハンセン指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.36%高の28480.51ポイントだった。H株指数は0.73%高の11480.88イント。半日のメインボードの売買代金は概算で572億1600万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ続伸してスタート。2015年4月に付けた28588ポイントを上抜き、2007年12月以来、約9年10カ月ぶりの高値で寄り付いた。その後は上げ幅を縮め、おおむね28450−28500のレンジでもみ合った。良好な外部環境に加え、週明け9日から上海・深セン市場との相互取引制度を通じた香港株売買の再開で本土からの資金流入に対する期待が地合いを支える一方、高値警戒感から上値追いに投資家は慎重だった。
個別では、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が大幅続伸。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)、中国政府系持ち株会社の中国中信(
00267)が買われたほか、中国平安保険(
02318)、交通銀行(
03328)など本土金融株や、アジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)も堅調。半面、マカオの国慶節連休4日目まで(10月1−4日)の観光客数が前年同期比で減少したことを嫌気して、カジノのサンズ・チャイナ(
01928)、銀河娯楽(
00027)が安い。前日に高かった石炭大手の中国神華能源(
01088)が反落した。