2017-10-05 |
香港/業界動向/金融 |
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預金準備率引き下げ、中国郵政儲蓄銀行に恩恵が大きい=クレディ・スイス
クレディ・スイスは最新リポートで、中国人民銀行(中央銀行)が2年ぶりに実質的な預金準備率の引き下げを実施することについて、約7000億元の資金が放出されるとの見方を示した。マネーサプライの約0.4%、国内総生産(GDP)の0.9%に相当する水準で、全体への影響は緩やかなものになるとの見方を示した。『新浪網』が4日伝えた。
一方、預金準備率の引き下げで銀行の純金利マージンが約0.8ベーシスポイント上昇すると試算。商業銀行へのメリットが大きく、中でも中国郵政儲蓄銀行(
01658)が最も大きな恩恵を受けるとした。