2017-09-21 |
香港/企業動向/電力・ガス |
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大唐国際発電、増資規模を縮小 火力発電を資金使途から除外
大唐国際発電(
00991/
601991)は20日大引け後、2016年から進めている第三者割当増資計画について、A株増資の資金調達規模を当初の99億5000万元から83億3400万元に引き下げると発表した。中国当局が今年7月、火力発電所の建設を新たに規制したことへの対応。当初計画では大唐国際発電が調達資金から河北省と遼寧省での火力発電所に16億1600万元を投入する予定だったが、規制を受けて同2件を資金使途計画から除外した。
同社は2016年11月、筆頭株主の中国大唐集団公司を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表。新たにA株とH株を27億9500株ずつ発行し、それぞれ99億5000万元、59億2500万HKドルを調達するとしていた。なお、H株増資計画に変更はない。