2017-09-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝安後に前日終値付近で小動き、イエレンFRB議長発言が支え
21日の香港株式市場でハンセン指数は安く寄り付いた後、前日終値付近で小動き。指数は午前10時54分現在、前日比0.05%安の28114.73ポイントで推移している。前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が10月からの保有資産の圧縮開始を決め、米金利上昇で投資資金が香港を含めたアジア市場から流出するとの警戒感が強まった。半面、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が記者会見で、物価停滞が長引いた場合は利上げ方針を変更する可能性を示唆し、投資家心理を支えている。
個別では、カジノ株の銀河娯楽(
00027)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が続伸。下げて始まったテンセント(
00700)は上げに転じた。半面、中国4大商業銀行の中国工商銀行(
01398)や中国建設銀行(
00939)、移動通信最大手のチャイナ・モバイル(
00941)がさえない。