2017-09-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、証券株軒並み安で下げ主導
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.29%安の3353.04ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2943億5500万元。
上海総合指数は序盤高くなる場面も見られたが、3370ポイント付近で上値の重さが意識された。その後、上げ幅を縮めるとほどなくマイナス圏に沈み、前引けにかけて段階的に下げ幅を拡大した。中国人民銀行(中央銀行)が外資による本土銀行への出資制限(25%以下)を緩和するとの観測が伝わったが特段の買い材料にはなっていない。セクター別では、証券が軒並み売られ相場の下げを主導。銀行の一角や製紙、航空も安い。一方、不動産が逆行高を演じ、相場を下支えしている。
上海B株指数は0.19%高の356.93ポイント、深センB株指数は0.13%安の1183.06ポイントだった。