2017-09-18 |
香港/業界動向/証券 |
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証券株が高い、株価指数先物の証拠金・手数料引き下げを好感
週明け18日の香港市場で証券株が高い。中国金融先物取引所(CFFEX)が上場する株価指数先物の証拠金と手数料を引き下げたことで、証券会社の業容拡大につながるとの思惑買いを集めたもよう。
中国金融先物取引所は15日、CSI300指数と上海50指数の取引額に対する証拠金比率を従来の20%から15%へ引き下げると発表した。両指数およびCSI500指数の先物反対売買取引手数料は、従来は成約金額の1万分の9.2だったが、1万分の6.9へ引き下げる。18日付で実施する。
証拠金と手数料の引き下げは2月に続いて今年2度目。『証券時報』によると、中国証券監督管理委員会(CSRC)の方星海副主席は6日、ファンドの代表者から株式先物は市場参加者が限られ、取引規制が厳し過ぎるとの不満が出ており、規制を一段と緩和する措置が求められていると述べていた。
日本時間午後3時18分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■中信証券(
06030):18.02HKドル(前営業日比6.88%高)
■海通証券(
06837):13.22HKドル(同4.09%高)
■広発証券(
01776):17.18HKドル(同3.62%高)
■中国銀河証券(
06881):7.18HKドル(同4.82%高)
■華泰証券(
06886):18.00HKドル(同5.39%高)