2017-09-15 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、安寄り後に下げ幅広げる
15日の香港市場でハンセン指数は続落スタート。小安く寄り付いた後に下値抵抗と意識されている20日移動平均(15日大引け時点で27692.33ポイント)を割り込み、下げ幅を広げる展開。年内の米利上げ観測の強まりや、北朝鮮による今朝のミサイル発射を受けて地政学的リスクが再び高まることへの警戒感から売りが先行。指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.61%安の27606.881ポイントで推移している。
個別では、中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939/
601939)、中国平安保険(
02318)など本土大型金融株が続落。アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)、2017年6月本決算を発表した香港デベロッパーの新鴻基地産(
00016)、同業の新世界発展(
00017)の下げが目立った。半面、原油相場の上昇を背景に石油メジャーのCNOOC(
00883)、シノペック(
00386)が逆行高を演じている。