2017-09-14 |
香港/投資判断/証券 |
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中国国際金融や華泰証券を選好、業界全体の総売上高が2.4倍増=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国政府が証券業界の規制改革を促進するとして、業界全体の総売上高が現在の500億米ドルから2026年には2.4倍の1200億米ドルに拡大すると試算した。その上で、顧客層の厚さなどから中国国際金融(
03908)や華泰証券(
06886)、国泰君安証券(
02611)を選好し、投資判断を「買い」に設定した。『AAストックス』が14日伝えた。
ゴールドマンは、中国の金融市場の規模が米国に次ぎ世界2位であるものの、政府の厳しい規制や投資家の多くが小口投資家で占められていること、金融先物の種類が限られていることから、大規模な改革が必要と指摘。近年、本土A株のMSCI新興国株指数への採用や香港と本土市場を結ぶストックコネクトなど、中国政府が対策を進めており、さらなる改革や証券会社をめぐる好機が今後訪れるとみている。
日本時間午後4時45分現在、関連銘柄の値動きは以下の通り。
■中国国際金融(
03908):14.30HKドル(前日比0.14%高)
■華泰証券(
06886):17.42HKドル(同0.34%安)
■国泰君安証券(
02611):17.02HKドル(同0.12%安)