2017-08-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、金融株買われ主導 高値警戒感で上げ幅縮める
週明け28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.86%高の3360.17ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3668億5200万元。
上海総合指数は高く寄り付くと前場半ばにかけて上げ幅を広げる展開となった。ただ、前週末に心理的節目の3300ポイントを上抜け、ほぼ1年8カ月ぶり高値圏にあるため、3370ポイントを超える場面では急ピッチな上昇に対する警戒感が高まり、前引けにかけて上げ幅を縮めた。セクター別では保険・証券が軒並み高となり、相場の上げをけん引した。石油、通信やインフラ建設なども高い。一方、銀行や鉄鋼、宝飾の一角が売られている。
上海B株指数は0.72%高の341.59ポイント、深センB株指数は0.04%高の1154.37ポイント。