2017-08-28 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、2年3カ月ぶりに28000ポイント超え
週明け28日の香港市場でハンセン指数は前週末の米株高の流れを引き継ぎ、高く寄り付いた後、上げ幅を広げた。2015年5月以来、2年3カ月ぶりの28000ポイントに乗せた後、同水準前後で推移している。前週末の米NY市場ではダウ平均が3日ぶりに反発。米トランプ政権による景気刺激策の導入に向けた期待が高まり、買いを誘った。香港市場では上場企業の中間決算の発表がピークを迎えるなか、好業績企業への物色が引き続き相場を支えている。指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.55%高の28002.22ポイントで推移している。
個別では、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が高い。25日大引け後に発表した2017年6月中間決算で57%増益となったことが好感されている。銀行株の東亜銀行(
00023)や中銀香港(
02388)、本土保険株の中国人寿保険(
02628)、石油株のCNOOC(
00883)が買われている。半面、25日に2017年6月中間決算を発表した東風汽車集団(
00489)が安い。パソコン世界大手のレノボグループ(
00992)、香港航空大手のキャセイ・パシフィック(
00293)が売られている。