24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.04%安の3286.42ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2220 億5300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。高く寄り付いた後、上値抵抗として意識されている3300ポイント付近まで上昇したものの売り圧力に押されるとマイナス圏まで下落した。ただ、20日移動平均(前引け時点で3268.48ポイント)に近づく付近では下げ渋り、前場中盤以降は再び下げ幅を縮め、結局、前日の終値付近で取引を終えた。
セクター別では通信、証券、石油がさえない。混合所有制改革案が確定した中国聯合網絡通信(
600050)が大幅に続落している。半面、環境税立法に向けた動きを好感して環境関連が前日に続いて高い。前日の下げを主導した石炭、鉄鋼も買われている。
上海B株指数は0.15%高の337.697ポイントと反発。深センB株指数は0.61%安の1153.85ポイントと4日続落した。