2017-08-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反落、鉄鋼・非鉄金属・石炭が下げを主導
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.21%安の3283.41ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2553 億5300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、おおむね前日終値を下回る水準でもみあった。プラス圏に浮上する場面もあったものの、3290ポイントを超えると伸び悩んだ。上値抵抗として強く意識されている3300ポイント付近の売り圧力が嫌気された。セクター別では、このところ総じて堅調に推移した鉄鋼、非鉄金属、石炭などが反落し、相場の下げを主導した。商品相場の下落が売り手がかりとなったもよう。半面、環境税立法に向けた動きを好感して環境関連が高い。銀行、保険など金融大型株も買われ、指数を下支えた。
上海B株指数は0.44%安の336.60ポイント、深センB株指数は0.39%安の1159.57ポイントとそろって下落した。