2017-08-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、混合所有制改革の進展で
週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.24%高の3276.50ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2662億4400万元だった。
上海総合指数はプラス圏でもみ合う展開。序盤に一時3280ポイントを上回る場面が見られたが、その後は段階的に上げ幅を縮めている。中国聯合網絡通信集団有限公司(聯通集団)が進める混合所有制改革案が確定したことや、鉄道セクターに対する混合所有制改革の進展期待が関連銘柄への買いを誘った。前週末の原油相場の急上昇を手掛かりに石油も高い。このほか、鉄鋼、非鉄金属など素材関連が買われる一方、銀行や保険の一角が売られ、相場の足を引っ張っている。
上海B株指数は0.18%高の338.16ポイントと上昇、深センB株指数は0.21%安の1168.46ポイント下落した。