2017-08-18 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:大幅続落スタート、一時27000ポイント割り込む
18日の香港市場でハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ大幅続落で始まった。心理的節目の27000ポイントを割り込んで寄り付き、その後は同水準付近でもみ合う。米政権混乱やスペインで起きたテロ事件を嫌気してリスクオフの動きが先行。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比1.18%安の27020.29ポイントで推移している。
個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)、欧州金融のHSBC(
00005)、IT大手のテンセント(
00700)、本土銀行大手の中国建設銀行(
00939)など主力株がそろって売られている。2017年4−6月の赤字転落決算を発表したパソコン世界大手のレノボグループ(
00992)が大幅安。アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)も大きく下げている。半面、香港航空大手のキャセイ・パシフィック(
00293)、前日に決算を発表した本土保険株の中国平安保険(
02318)が逆行高。