2017-08-17 |
香港/企業動向/通信 |
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チャイナ・ユニコム、筆頭株主の中国聯合網絡通信が新株引き受けへ
チャイナ・ユニコム(
00762)は16日大引け後、筆頭株主の中国聯合網絡通信(
600050)が混合所有制改革計画の一部として、チャイナ・ユニコムの新株を引き受ける方針だと発表した。第三者割当増資や新株予約権を与える「ライツイシュー」などの方式を採用する見込み。
混合所有制改革の計画では、ほかに中国聯合網絡通信A株の第三者割当増資や、従業員持ち株制度の導入を予定している。中国の国家発展改革委員会は計画を承認済み。中国聯合網絡通信は今後、株主総会での承認や関連当局の審査などの手続きを速やかに進める。
チャイナ・ユニコムは16日に停止していた株式取引を17日の現地時間午前9時に再開する予定を明らかにした。しかし香港証券取引所は17日朝方、チャイナ・ユニコムの株式取引を引き続き停止すると発表した。一方、中国聯合網絡通信はA株取引を引き続き停止している。