2017-08-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、北朝鮮情勢への警戒感和らぐ
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.64%高の3258.16ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2741億8300万元だった。
上海総合指数は安寄り直後に切り返すと、その後は売り買いをこなしながら上げ幅を拡大する展開となった。トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話会談し、北朝鮮の非核化に向けて連携を強めていくことを確認したことを受け、北朝鮮情勢に対する警戒感が和らいだ。このほか、14日までに中間決算を発表した本土企業の3割が増収、2割が増益と好調だったことが投資家心理を支えているもよう。セクター別では、銀行、保険が軒並み買われ相場の上昇を主導。一方、産金のほか、鉄鋼、非鉄金属、セメントなど素材関連が売られた。
上海B株指数は0.07%高の335.15ポイント、深センB株指数は0.17%高の1172.98イントとそろって上昇した。