2017-08-14 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日ぶり反発、自律反発狙いの買い優勢で
週明け14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.43%高の3222.48ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2521億7400万元だった。
上海総合指数は序盤に前週末終値を挟んでもみ合ったが、その後は段階的に上げ幅を広げる展開となった。前週末に大幅に3日続落し、約3週間ぶりの安値を付けた後で、短期的な自律反発を狙った買いが入りやすかった。日本時間午前11時過ぎに発表された小売売上高、固定資産投資、鉱工業生産など7月の主要経済指標はそろって市場予想を下振れたものの、相場への影響は限られた。セクター別では、IT・通信、インフラ建設やセメント・鋼材などが買われた。7月の新車販売が6%増と、2カ月連続でプラス成長になったことを好感し自動車も高い。一方、銀行が売られ相場の足を引っ張った。このほか石油や航空の一角がさえない。
上海B株指数は0.68%高の333.76ポイント、深センB株指数は0.70%高の1169.08イントとそろって上昇した。