2017-08-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:大幅に3日続落、北朝鮮情勢を懸念 金鉱と軍需が逆行高
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に3日続落。前場終値は前日比1.60%安の3209.66ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2949億4100万元。
上海総合指数はほぼ全面安で始まり、次第に下げ幅を拡大。北朝鮮情勢を巡る緊張が高まるなか、幅広いセクターでリスク回避の売りが優勢となり、指数は心理的節目の3200ポイント近くまで売り込まれた。香港市場との相互取引制度を通じた上海株の売買も前日に続いて売り越しとなっている。セクター別では、鉄鋼や非鉄、石炭など素材が大幅に続落。金融も軒並み売られた。半面、軍需関連と金鉱が買われている。
上海B株指数は0.76%安の332.93ポイント、深センB株指数は1.05%安の1163.45ポイントとともに続落した。