2017-08-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動きでスタート、米中イベント前に様子見ムード漂う
4日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う展開。きょう4日に7月の米雇用統計の発表を控えるほか、中国では来週前半に貿易統計、物価統計などの発表が相次ぐなど相場を方向付ける可能性が高いイベントを前に、様子見ムードが漂っている。指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.01%安の27528.65ポイントで推移している。
個別では、前日に17年6月中間決算で67%増益を発表した長江実業地産(
01113)が高い。IT大手のテンセント(
00700)、本土銀行株の中国建設銀行(
00939)、中国銀行(
03988)も堅調。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も買われている。半面、石炭大手の中国神華能源(
01088)が安い。アジア生保大手のAIAグループ(
01299)が続落している。前日に大幅上昇したチャイナ・ユニコム(
00762)も売られている。