石炭大手のエン州煤業(
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600188)は26日大引け後、2017年6月中間決算(中国会計基準)で純利益が前年同期に比べ440%程度増加する見通しを明らかにした。前年同期は純利益が5億9200万元、EPSが0.1205元だった。
好業績の主因は、政府による中国石炭産業の供給側構造改革や過剰生産能力の解消政策の推進を背景に、石炭価格が大幅に上昇したこと。このほか、新たに開発した炭鉱の商業稼働が続き、自社生産炭が大幅に増加したことも収益力を高めた。
エン州煤業の26日終値は前日比変わらずの7.69HKドル。