2017-07-24 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発、米利上げ懸念の後退と資金流入期待で
週明け24日の香港市場で、ハンセン指数は反発。小動きで始まった後に上げ幅を拡大した。米国の物価上昇が鈍るなかで年内利上げの公算が小さくなったとの見方が広まるほか、中国人民銀行(中央銀行)による資金供給や、香港市場への資金流入期待が買い安心感を支えている。指数は日本時間午前10時53分現在、前日比0.60%高の26867.41ポイントで推移。
個別では、チャイナ・ユニコム(
00762)の上昇が目立つ。同社筆頭株主の中国聯合網絡通信(
600050)に、百度(BIDU)とJDドットコム(JD)が出資を検討中と伝わった。公益事業の長江インフラ(
01038)や、カジノ株の銀河娯楽(
00027)、サンズ・チャイナ(
01928)も高い。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)がそろって下落。空運のキャセイ・パシフィック(
00293)も下げている。