2017-07-20 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続伸スタート、米株高と資金流入期待で
20日の香港市場でハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、続伸して始まった。米利上げペースが緩やかになるとの見方が広がっている上、米与党・共和党の医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案が頓挫したことから市場でトランプ政権に対する失望感が強まった。主要通貨に対する米ドル相場は下落基調にあり、香港を含む新興国市場へ資金が流入するとの観測が買い安心感につながっている。指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.28%高の26746.55ポイントで推移している。
個別では、時価総額が大きいAIAグループ(
01299)やテンセント(
00700)、長江和記実業(
00001)が上昇。原油高を背景に中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)も買われている。半面、米アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が反落。生保大手の中国平安保険(
02318)、中国人寿保険(
02628)も下げている。