2017-07-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、下値を探る展開 金融・鉄鋼株売られる
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.18%安の3123.46ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2125億3500万元だった。
上海総合指数は安く始まると、終始マイナス圏でもみ合い。週明け17日に4−6月期GDPなど中国の主要経済指標を控えて様子見気分の強い状態の中、下値を探る展開となった。金融当局が週内に公開市場操作(オペ)を通じて市場から700億元を吸収したと伝わったことも、市場心理を冷やした。ただ、指数は心理的節目の3200ポイントに近づく場面では下げ渋り底堅さを示した。セクター別では前日の上昇をけん引した銀行、保険や鉄鋼の一角が売られ、相場を圧迫。一方、インフラ建設や自動車、航空が買われ相場を下支えした。
上海B株指数は0.05%高の329.82ポイント、深センB株指数は横ばいの1165.63ポイントだった。