2017-07-03 |
中国/投資判断/建設・プラント |
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中国交通建設の投資判断を引き上げ=大和
大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、中国のインフラ建設大手、中国交通建設(
01800)投資判断をこれまでの「ホールド」から「アウトパフォーム」に引き上げた。目標株価も10.6HKドルから7%上方修正し11.3HKドルに設定した。海外プロジェクトや官民パートナーシップ(PPP)方式事業の粗利益の改善を織り込み、2017−19年の予想EPSを1−15%の幅で上方修正したことを反映させた。『経済通』が3日伝えた。
大和は中国交通建設の売上高が2018年も成長を維持するほか、2017−20年の新規受注額は海外プロジェクトや国内PPP事業のけん引で一段と拡大する見通しを示した。理由として、経営陣が国内PPP事業について2017年に新規受注額1800億元の達成を予測している上、2016年に獲得した受注分が上乗せされることを挙げた。
中国交通建設の株価は日本時間午後3時45分現在、前営業日比1.39%高の10.20HKドルで推移している。