携帯端末カメラの部品メーカー、Qテクノロジー(
01478)は22日大引け後、2017年6月中間決算で純利益が前年同期に比べ100%超増加する可能性があるとの見通しを明らかにした。前年同期は純利益が8200万元だった。
同社は業績改善の理由として、◇カメラモジュール製品の販売量が前年同期に比べ増加した上、製品構成の高度化が奏功し販売価格の上昇につながった◇指紋識別モジュールの販売を大幅に伸ばした――ことなどを挙げた。このほか、原材料を米ドルで調達する一方、売り上げは人民元で決済しているため、人民元の対米ドル相場の上昇が為替差益の計上につながったことも寄与した。
Qテクノロジーの株価は日本時間午前11時29分現在、前日比3.92%高の6.89HKドルで推移している。