中国ガス(
00384)が21日開いた業績発表会で、朱偉偉副総裁は液化石油ガス(LPG)の販売目標を2017年の430万トンから2019年の550万トンへ徐々に増やしていくと明らかにした。ガス管接続戸数の目標は2017年が350万戸、2019年が500万戸。販売ガス量については、向こう3年は2桁成長が続き、2017年は3割増の可能性があるとした。『経済通』が21日伝えた。
2017年3月本決算の純利益は前年比82.5%増の41億4800万HKドルと、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の39億5300万HKドルを上回った。中国政府の環境保護政策が業績の追い風になった。朱副総裁は、商工業向け石炭ガス化や、華北地方の村落で冬季の暖房設備燃料を石炭からガスへ切り替える政策が天然ガス需要を押し上げ、同社の今後の成長を支えるとの見方を示した。
中国ガスの21日終値は前日比0.46%高の13.00HKドル。