長江和記実業(
00001)の李嘉誠会長は21日、自らの引退時期について確定していないことを明らかにした。香港メディアが同日伝えた。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』は20日、李嘉誠会長が90歳になる来年までに引退すると報じていた。 李会長は自らの引退によるグループの業績や株価への影響について「心配していない」と言及。長男の李沢鉅(ヴィクター・リー)氏が事業を引き継ぐことに自信を示した。
また、李会長は引退時期について確定したら公表するとし、引退後はグループの高級顧問に就くとの考えを明らかにした。
長江和記実業の株価は日本時間午後0時24分現在、前日比0.15%高の98.65HKドルで推移している。