2017-06-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、MSCIのA株採用で材料出尽くし感
21日の香港市場でハンセン指数は続落でスタート。欧米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いた後、下げ幅を拡大する展開。株価指数を開発・算出するMSCIは日本時間21日早朝、中国本土A株の新興国株指数への採用を発表したものの、実際の採用は2018年6月となることから当面の材料出尽くし感がくすぶる。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.76%安の25647.75ポイントで推移している。
個別では幅広い銘柄が売られている。欧州金融大手のHSBC(
00005)、IT大手のテンセント(
00700)、国有商業銀行の中国建設銀行(
00939)、アジア生保のAIAグループ(
01299)など主力株がそろって下落し、指数を押し下げた。原油安を嫌気して石油メジャーのシノペック(
00386)が安い。マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が反落した。