2017-06-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、金融株買われ上げを主導
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.66%高の3143.77ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1981億7900万元。
上海総合指数は安寄りスタートもほどなく切り返すと上げ幅を拡大する展開となった。中国証券監督管理委員会(CSRC)の報道官が米MSCIによる中国本土A株の新興国株指数への採用可否について「楽観視しており、歓迎する」としたことを受け、採用への期待感が広がり買いを誘った。当局が保険資金の実体経済への投資チャネルの整備を後押しする方針を示したことも好感された。セクター別では、証券、保険、銀行が買いを集め、相場の上げを主導。インフラ建設も高い。一方、IT・通信や観光・ホテルが売られている。
上海B株指数は0.17%高の323.19ポイント、深センB株指数は変わらずの1118.58ポイントだった。