2017-06-19 |
中国/マーケット/製紙・パルプ |
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チェンミン・ペーパー取引再開、強制清算の差止請求が却下される
山東省拠点の製紙大手、チェンミン・ペーパー(
01812/
000488/
200488)は17日、多額の請求書が香港の自称債権者から届き、チェンミン・ペーパーの強制清算を債権者が申し立てたことを受けて、その差し止めを裁判所に請求した件について、請求が却下されたと発表した。判決の理由は香港特別行政区高等法院が7月7日に公表する見通し。チェンミン・ペーパーは差止請求が却下された上、債務1億6800万元を期日までに支払っていないため、債権者は香港特別行政区高等法院にチェンミン・ペーパーの強制清算を申し立てた。強制清算に関する公聴会は、8月23日に開催される。
チェンミン・ペーパーは今回の件について、現在、同社の経営は拡大傾向にあり、今回の金額と現在の財務状況を考慮すると、同社の経営に著しく不利な影響をもたらすことはないとの見解を示した。同社A、B株の取引は16日付で停止していたが、19日付で再開する。