2017-06-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、主力株の買い戻しが先行
16日の香港市場でハンセン指数は反発して寄り付いた後、上げ幅を広げる展開。前日がほぼ全面安の展開で約3週間ぶりの安値を付けただけに、買い戻しの動きが先行。中国人民銀行(中央銀行)によるきょうの公開市場操作は差し引き2500億元の供給超過になるとの見通しが伝わり、中国の金融引き締めへの懸念が一服したことも買い安心感につながった。指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.52%高の25699.29イントで推移している。
個別では、欧州金融大手のHSBC(
00005)、アジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)、大型銀行株の中国建設銀行(
00939)など主力株がそろって買われ、相場を押し上げた。前日に大幅続落の自動車メーカー、吉利汽車(
00175)が反発した。半面、シノペック(
00386)など石油株や、新鴻基地産(
00016)、信和置業(
00083)など香港不動産株の一角が続落している。