2017-06-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、米株高好感もイベント控えて様子見ムード
14日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いた。その後は上げ幅を縮め、小高い水準でもみ合う展開。きょう日本時間の午前11時に予定されている中国主要経済指標の発表や、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、内容見極めの思惑が根強い。指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.07%高の25871.33ポイントで推移している。
個別では、IT大手のテンセント(
00700)、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が続伸。親会社の招商局集団有限公司が遼寧省政府と港湾事業の統合再編で大枠合意した招商局港口(
00144)も買われている。半面、アジア生保のAIAグループ(
01299)や欧州金融大手のHSBC(
00005)が軟調。香港地場系銀行の東亜銀行(
00023)や台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)もさえない。