2017-06-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、石炭株や非鉄金属株買われる
週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.36%高の3151.25ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1891億5500万元。
上海総合指数は続落スタート。ただ、3130ポイント付近で下値の堅さを確認し上向きに転じる展開となった。前引けにかけてプラス圏に浮上すると上げ幅を拡大。結局、午前の高値圏で取引を終えた。李克強首相が2017年の成長率目標(6.5%前後)の達成に自信を示したことが市場心理の改善につながっているもよう。李首相は12日の国際会議で、中国経済について足元で安定成長を維持し、経済構造の高度化のペースが加速していると述べた。セクター別では、石炭、非鉄金属が買われ、相場の上昇をけん引。自動車やセメント、鉄鋼など建材関連も高い。一方、保険や石油が売られている。航空もさえない。
上海B株指数は0.52%高の322.74ポイント、深センB株指数は0.38%高の1113.45ポイントとともに上昇した。