2017-06-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に4日続伸、保険株に買い 利益確定売りで上値重い
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4日続伸。前場終値は前日比0.07%高の3152.45ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2395億5700万元。
上海総合指数は小安く寄り付いた直後に切り返し、プラス圏でもみ合い。先高観が根強い中で時価総額が大きい優良株が買われた。保険監督管理委員会が自動車保険の料率規制を緩和すると発表したことで保険株が総じて上昇し、相場を支えた。ただ、前日は3日続伸しただけに利益をいったん確定する売りが出やすく、上値の重さも目立った。セクター別では保険のほかに建設、酒造が上げた。半面、セメントや鉄鋼、油田サービスなどが下げた。
上海B株指数は0.31%高の324.53ポイントと反発。深センB株指数は0.12%安の1108.11ポイントと6営業日ぶりに反落した。