2017-06-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:安寄り後に切り返す、人民銀の資金供給を好感
9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小安く寄り付いたものの切り返す展開。前日は3日続伸しただけに序盤は利益確定売りが先行したが、中国人民銀行(中央銀行)による資金供給オペを好感する買いが次第に優勢となった。コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の米議会証言や欧州中央銀行(ECB)の理事会などのリスクイベントを通過したことも、買い安心感につながった。指数は日本時間午前10時55分現在、前日比0.33%高の3160.61ポイントで推移。セクター別では、保険や銀行、酒造が買われる一方で、空運とセメントが売られている。