マカオのカジノ事業者、メルコ・インターナショナル(
00200)の会長である何猷龍(ローレンス・ホー)氏はメディアとのインタビューで、大阪でのカジノ投資に意欲をみせた。外電を引用する形で『信報』が29日伝えた。
何会長は現在、進出先として横浜などの首都圏を検討する一方、同地域はニューヨークやロンドンと同様に統合型リゾート施設(IR)の必要性が高くないと指摘。より多くの発展の機会がある大阪や関西地方の方が有力とみている。また、何会長は、日本のカジノ市場に進出するために協力パートナーを探しているが、外国の同業他社も日本の協力先を探していると述べ、進出に向けた競争が激しくなっているとの認識を示した。
メルコ・インターナショナルの29日終値は前営業日比0.51%の19.68HKドル。