2017-05-26 |
香港/投資判断/海運 |
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太平洋航運の投資判断を強気に引き上げ=ドイツ銀
ドイツ銀行は最新リポートで、ドライバルク主体の海運会社、太平洋航運(
02343)の
投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。目標株価は2.05HKドルに据え置いている。運賃の弱含みを嫌気してここ3カ月で株価が14%下落しており、バリュエーション面で投資妙味が増していると指摘した。『AAストックス』が26日伝えた。
運賃の弱含みについて、ドイツ銀行は季節的要因が影響したと分析。一方、太平洋航運の2017年6中間期業績は前年同期比、16年7−12月期比でともに改善すると予想した。今年10−12月期から運賃の回復が見込めるほか、2018−19年の輸送能力の伸び鈍化も運賃の押し上げ要因になるとの見方を示した。
太平洋航運の株価は日本時間午後3時10分現在、前日比4.49%高の1.63HKドルで推移している。