2017-05-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に3日続伸、方向感欠く 空運株が全面高
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら3日続伸。前場終値は前日比0.09%高の3110.74ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2244億8400万元。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の値動き。政策期待の買いと端午節の連休を控えた持ち高整理の売りが交錯し、相場は方向感を欠いた。セクター別では空運が全面高。航空当局が首都圏と長江デルタ、珠海デルタを中軸とする空港ネットワークの整備促進を表明したと伝わり、材料視されたもよう。 セメントや建設、家電も買われた。半面、電子部品や食品・飲料、石油の一角が安い。石油輸出国機構(OPEC)が25日開いた総会の内容と原油先物相場の大幅な下落に失望した売りが出た。
上海B株指数は0.01%高の320.43ポイント、深センB株指数は0.04%高の1085.40ポイントとともに3日続伸した。