中国南方航空(
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600029)は25日大引け後、米アメリカン航空を引受先に、H株第三者割当増資を実施計画について、増資申請が中国証券監督管理委員会(CSRC)に受理されたと発表した。
中国南方航空は今年3月、アメリカン航空との資本提携で合意した。アメリカン航空にH株2億7100万株(増資後発行済み株式の2.68%)を割り当て、15億5300万HKドルの出資を受け入れる。資本提携に加え、両社はコードシェアリング(共同運航)や人材交流、販売協力、旅客ロイヤルティープログラム、空港施設共有などの業務提携も視野に入れるとした。
新株の発行は2016年5月の中国南方航空の定時株主総会で取締役会に認められた権限で実施する。割当実施には国務院国有資産監督管理委員会や中国証券監督管理委員会など関連当局の認可が必要となる。