豚肉生産の世界最大手の万洲国際(
00288)は21日、大株主のプライベート・エクイティ・ファンド、CDHインベストメンツ(鼎暉投資)が持ち株のうち8億8300万株(発行済み株数の6.03%)の売り出しについて、引受幹事と契約したと発表した。売出価格は1株につき6.55HKドル。売り出しが完了すれば、鼎暉投資の持ち株比率は現在の9.27%から3.24%に低下する。
また、鼎暉投資は売り出しの引受先に対し、6月23日までに最大7900万株を譲渡することも可能。譲渡価格は同じく1株につき6.55HKドル。譲渡を実施した場合、鼎暉投資の持ち株比率は2.71%に低下する。
万洲国際は、鼎暉投資による株式の売却が事業運営などに影響を及ぼすことはないとした。
万洲国際の19日終値は前日比1.61%高の6.96HKドル。