2017-05-19 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:小幅に3日続落、方向感欠く 3100ポイントが上値抵抗
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続落。前場終値は前日比0.05%安の3088.46ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1932億8400万元。
上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい展開。世界的に運用リスクを回避する動きが強まるなかで地合いが悪化した。インフラ建設や環境保護関連など政策支援期待で買われていた銘柄が下げ、相場の重荷となっている。貴金属セクターは全面安。「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートの試掘成功が引き続き買い材料視されたものの、前日割り込んだ心理節目の3100ポイントを上抜く勢いに欠けた。
上海B株指数は0.005ポイント高の325.522ポイント、深センB株指数は2.077ポイント高の1096.481ポイントと小幅ながらともに反発した。