中国の冷媒製造大手、東岳集団(
00189)が18日大引け後発表した2016年6月中間決算で、純利益は前年同期比29.6%増の3億900万元となった。EPSは0.15元(前年同期は0.11元)。売上高が4.1%増の38億2800万元に達した上、売上原価を削減して粗利益率を20.67%(前年同期は16.30%)に引き上げ、増益につなげた。
決算発表は元財務担当者による横領事件の影響で遅延していた。2016年12月本決算は31日に開く取締役会で承認する予定。同社は2016年4月1日から株式取引を停止しているが、2016年12月本決算を発表した時点で取引を再開する見通し。