2017-05-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、「債券通」導入認可も影響限定的
17日の香港市場でハンセン指数は小反発で寄り付いた後、前日終値付近で小動き。前日に7日ぶりに反落したものの、足元で1年10カ月ぶりの高値水準を維持しており、利益確定の売りが出やすい相場環境が続いている。指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.11%安の25307.81ポイントで推移。中国人民銀行(中央銀行)と香港証券先物委員会(SFC)が17日に中国本土市場と香港市場の債券相互取引「債券通(ボンドコネクト)」の導入を正式に認可したが、いまのところ相場への影響は限られている。
個別では、HSBC(
00005)、中国建設銀行(
00939)、中国人寿保険(
02628)、ハンセン銀行(
00011)など金融株やシノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)など石油株が総じて軟調に推移している。半面、前日に安かった香港デベロッパーのワーフ(
00004)、長江実業地産(
01113)、香港航空大手のキャセイ・パシフィック(
00293)が反発。前日まで4日続落の瑞声科技(
02018)が買い戻されている。