2017-05-16 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:4日ぶり反落、インフラ建設株や銀行株売られる
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.34%安の3079.74ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2315億5100万元。
上海総合指数は安寄り後に下げ足を速めると、一時下落率が1%に拡大する場面も見られた。ただ、3060ポイントに迫る水準では下げ渋り、前引けにかけて下げ幅を縮めた。セクター別では、「一帯一路」国際協力フォーラムが前日に閉幕したことを受け、材料出尽くし感からインフラ建設が引き続き売られた。銀行も総じて軟調となり指数を押し下げた。石油もさえない。一方、前日売られた保険の一角に買い戻しが入り、相場を下支えした。
上海B株指数は0.35%安の320.59ポイント、深センB株指数は変わらずの1090.63ポイントだった。