2017-05-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き: 安寄り後に切り返し、インフラ建設株買われる
10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まったものの、ほどなく切り返すと上げ幅を広げる展開になっている。寄り付きとほぼ同時に発表された4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は1.2%となり、市場予想の1.1%、前月の0.9%をともに上回った。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.21%高の3087.03ポイントで推移している。セクター別では、インフラ建設が買われているほか、保険、石油の一角も高い。一方、業界再編観測の浮上を受けて前日に買われた電力に利益確定売りが出ている。銀行、証券の一角が安い。