BYD(
01211)は4月28日大引け後、2017年6月中間決算で純利益が前年同期比20.3−31.4%減の15億5000万−18億5000万元になる見通しを発表した。減益理由について、新エネルギー自動車部門が市況の持ち直しを背景に販売台数は増加するものの、新エネ車に対する補助金引き下げによる利益下押し圧力が強いためと説明。
一方、従来型燃料の自動車部門は競争が激しさを増す中、売り上げと利益下押し圧力がともに強まる見込みとした。携帯電話部品・組立事業は金属製部品の普及率が持続的に拡大。同社は引き続きスマートフォンのトップメーカーから受注を獲得しており、同部門の急成長を後押ししているという。
2016年6月中間期の純利益は2億2600万元だった